デイゴチャリティーコンサート開催

デイゴチャリティーコンサート開催

2月13日午後2時から音塾ホール(旧シネマ万勢館2階)で、「NPO花と緑の石垣島」(前津栄信代表)によるデイゴチャリティーコンサート「大工哲弘&きいやま商店ジョイントコンサートが開催された。会場には立ち見客を含めた150人以上が詰めかけ、デイゴ再生を願う市民の熱い思いが会場にあふれていた。石垣女性コーラスあかようらによる合唱からはじまり、14人編成のエイサー集団「とりかじ」による迫力あるエイサーの後、3つのバンドのボーカルで編成する「きいやま商店」の楽しいステージが展開。八重山の歌の重鎮「大工哲弘」氏の歌声に、ききやま商店とのコラボも行われ、見応えあるステージとなっていた。舞台のバックには、デイゴの開花写真が大きく映され、デイゴ開花の願いをこめたコンサートは、盛況裡に幕となった。この日、前津栄信代表は、なるべく二酸化炭素を出さないようにしよう。そして、出してしまったものは、緑化運動で、二酸化炭素を減らす取り組みをしたいとはじめた同NPOを紹介。そんな中で、デイゴが枯れて花を咲かさなくなっていることを知り、なんとかできないかと、このデイゴ再生プロジェクトも立ち上げ、取り組んできたことを述べた。目下、多くのボランティアの取り組みで、その成果が出つつあることを報告。多くの人がこの日参集したこともあり、涙目になっての挨拶となっていた。どれだけの薬剤注入で成果が出るか。やってみなければわからない中、手探りでの保証のない取り組みであれば、今回花芽が出てきたデイゴは、まさに八重山全体の希望そのもの。(写真は石垣女性コーラスあかようらの舞台)

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