沖縄では、地デジ受信機の普及率が全国で90・3%に対し、78・9%と全国最下位。八重山も69・7%と低迷状態。かくして、低迷する地デジ受信機の普及率を打開するために、これまでの定点相談会を縮小し、高齢者の多い地域での戸別訪問の地デジキャラバン活動と地デジ受信調査員の派遣を実施することとなった。1月21日、石垣市役所玄関ピロティーで総務省沖縄総合通信事務所総務省沖縄県テレビ受信者支援センターによるデジタル放送巡回相談カー(デジサポカー)の出発式がおこなわれた。テレビのアナログ放送が今年7月24日で終わり、地上波がデジタル放送だけになる地デジ化にともない、テレビが見られなくなる家庭をなくそうと全国で地デジ受信機の普及活動が繰り広げられている。