ギンムクドリの群れ飛来

ギンムクドリの群れ飛来
ギンムクドリの群れ飛来

ギンムクドリはすスズメ目ムクドリ科で、体長24センチほどの野鳥だ。雄の頭は淡黄褐色でクチバシの基部は赤く、先は黒い。足は橙色。全体は青灰色で両翼の色は白斑がある黒だ。1月7日、夕暮れの時刻に石垣市宮良の県営宮良団地の入り口でギンムクドリの群れ約100羽が飛来。寒風吹く中、電柱や電線にとまって、縮こまりながら、しばらく周囲を観察していた。中国南東部に分布し、一部はベトナム北部で越冬。日本本土では数少ない旅鳥だが、与那国島と石垣島では毎年越冬している。彼らは、集団で寝るために、夕暮れ時のわずかな時間に集結して、一気に森の中に消えていく。人があわただしく往来する時間帯だけに、周囲の薄暗さもあって、大群で集まり森に消えるところは、人に気づかれ難い。

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