12月17日から19日の3日間、石垣市民会館展示ホールで第9回やいまのみーどぅん達のてぃわざ展が開催されている。2年に1度おこなわれるこの「みーどぅん」(石垣方言で女性)による手わざ展は、ものづくりに携わる女性たちが集まって実施する展示会で、今年で16年目となるもので、この日を待ちわびて集まる市民も多く、石垣島では女性達に人気のイベント。今回は、焼き物、織物、染物、紅型、編み物、古布、民芸に関する14人の女流工芸家が作品を持ち寄っての開催で、アンパル陶房や南島焼、やちむん館、藍布工房などの草創期から出展する工芸家や、現代の名工の孫に当たる工芸家姉妹や、石垣島に移住してきた工芸家や、若い参加者。あるいは新規に加入した人など、それぞれものづくりへの思いを胸に会場を手作り品で満たしていた。代表の長嶺孝子さんは、「多くの人に来場してもらい、手作りの良さを知ってほしい」「今回はじめてワークショップを実施。17日は私が、18日は藍布工房の高階さんが紅型を、19日は工房谷池の谷池さんが漆喰シ-サーを予定。それぞれ約一時間でできるものをいっしょに制作。開始は午後1時で、予約制で12人が定員。是非、いっしょにやりましょう。」とアピールしていた。