野底小が自然観察ガイドブックを制作

野底小が自然観察ガイドブックを制作

野底小学校では、昨年度は環境省による子ども「パークレンジャー事業」が実施され、自然保護官の活動を子どもたちが体験することで自然に親しみ、自然への理解や自然を大切に思う心を深めてきた。今年度では、この継続事業として「子ども自然ふれあい事業」が実施され、一歩踏み込んで、生物のつながり、いろいろな自然の連続性を学習するべくこれまで5回にわたって自然観察を中心に取り組まれてきた。1回目のさんご礁から第2回目のマングローブ林、3回目の海岸域、4回目の渓流域と、多様な自然環境を持っている野底地域ならではの、多様な場所での観察を可能にしてきた。5回目では「こども自然保全利用計画会議」が実施されるなど、子どもたちに芽生えた自然への関心の高まりを有効に利用しての有意義な会議となった。そして今回は、これまでの見てきたさんご礁、マングローブ林、海岸域、渓流域などを、子どもたちの側から多くの人へ紹介するガイドブックづくりを実施。12月2日午後2時から野底小学校で小学3年生から6年生までの23名が、環境省の国立公園自然保護官および環境教育プログラムガイドの「エコツアーふくみみ」とともに、第6回目の子ども自然ふれあい事業「野底自然ガイドブックづくり」を実施した。なお、ガイドブックは100部印刷されて、来年1月に開催される学習発表会で配布される模様。

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