11月6日から7日まで、石垣島真栄里公園で第46回石垣島まつりが開催され、多くの市民が会場に訪れて、楽しい時間を過ごしていた。会場は、ミュージシャンらの舞台および観衆の飲食をサポートする区画と、地産地消の物産および盆栽展・警察展などの展示会場の区画が用意され、乗馬や相撲もあり、参集者の好みで各場所へ移動して楽しめるものとなっていた。そんな中、「魚貝類」という新鮮な生ものが売りの八重山漁協が、なんとマグロ・ラー油を石垣島まつりで販売。ことし全国的流行の「食べるラー油」の発端が石垣島のペンギン食堂のラー油だった。そう、日本列島一巡して最南端の八重山漁協が売るマグロ・ラー油がこれである。昨今、巷は調味料に目覚めて、特産品開発に力が入りだしている勢いが、まさにこの流れ。たかが調味料。しかし時代は低成長で、大きな夢は描けなくとも、身近なところにチャンスはある見本だ。