キンクロハジロ飛来

 キンクロハジロ飛来

11月7日、キンクロハジロが石垣島宮良の沈砂地に舞い降りて、何度も水中に潜り、エサを探していた。そもそも土地改良区につくられる耕土および赤土流出を防ぐ沈砂地には、元来魚はいないはず。いつのまにか外来魚類が放たれているのかと危惧するところだが、実はこの潜りの達人系水鳥は、貝や水草が主食。淡水の貝が繁殖しているのかも。最近は、カモが閉鎖系の水域で大きな役割を持っていることが注目されている。そのカモはキンクロハジロ。閉鎖系ゆえに貝などが大繁殖して、酸欠から死滅するため池などが、この野鳥が貝を食べることで、その大繁殖を抑止して、水域環境を守っているとのこと。

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