パリーグ３位のロッテがパリーグのクライマックスシリーズを制覇し、日本シリーズでセリーグを制した中日ドラゴンズを、11月7日のナゴヤドームでの第7戦で4勝目をあげて、日本一に登り詰めた。石垣島では、中央運動公園の室内練習場で大型プロジェクターの見つめるファンが優勝が決まった瞬間に、歓喜の声を上げて総立ちとなり、「やったー」「すごい」「ばんざい」と各々が大声で喜びを表し、誰からともなく「ばんざい」の声が場内を占めた。騒然となった直後に、中山市長の手でくす玉が割られた。小学生の一人は、「うれしい」「カッコイイ」と感激しながら「井口のファンだけど、自分も、あういうヒーローになりたい」と、うれしそうに話した。ファンクラブの大城文博氏は、監督が目指した「和」がチームに浸透して、それが勝因だと思うと述べていた。盛り上がったあとは、キャンプ地石垣島にチャンピオンフラッグが来るとあって、来年2月のキャンプインを、どう盛り上げるか大いに話題になっていた。
