4回目となるてづくり市(水上有紀世話人、奥田愛子世話人)が10月16日午前10時から石垣市民会館展示ホールで開催され、主婦層を中心に多くの人が会場に詰めかけて、常時80人前後の来場者で終日混雑していた。手芸に関心有る人々が、品物を出店する場が限られていることから、売れる場をと3年前から取り組み、春秋の年2回の開催で、今回は4回目となる開催。来場者も開催される毎、楽しみに来る人も増え、主婦層を中心にこの日は会場一杯に女性が好む商品が揃う。世話人の一人、「てしごと屋」の水上有紀さんは、「どれも一品もので、そこが魅力です。手芸ブームからものづくりを趣味にする人が石垣にたくさんいるのを知って、こういう形で売る場所をと取り組みました。」という。「今回は離島からの参加もあり、与那国島と、波照間島からの品が並んでいます」と、ものづくりに取り組む人には、互いに商売意識の垣根はない模様。会場には、折り紙、焼き物、島ぞうり、毛糸手芸、エコクラフト、子供服、オーガニックコットン製のふんどし、パン、バスソルト、手染め、ぬいぐるみ、スプーンやホーク、手作り石けんなど、様々な品が所狭しと並び、来場者を喜ばせた。子どもとともに祖母と訪れた家族連れ3人組は「知人がものづくりをはじめたことを聞いて、自分も何かできないかと、このイベントを見にきました」と、手作りがブームとなっている模様。周囲に趣味で手作りでものを作る人が増えていると述べ、何か簡単にできるものに挑戦してみたいと述べていた。イベントは17日まで行われ、39人が展示販売する。