国際平和デーで世界平和の鐘打ち式

国際平和デーで世界平和の鐘打ち式

 9月21日は国際連合が決めた国際平和デー。この日は石垣市では新栄公園にある世界平和の鐘が打ち鳴らされる日でもある。同様にニューヨークの国連事務局前の世界平和の鐘も、この日鳴らされる。国連の総会が2002年からこの9月21日に毎年開催されることになっている。石垣市では、世界平和の日祈念鐘打式が正午からおこなわれ、まず正午に戦火で亡くなった全ての人への哀悼の意を込めて黙祷がおこなわれた。このあと世界平和の鐘沖縄支部長の大浜博文氏が挨拶に立ち、国連でも打ち鳴らされる国際平和デーでの鐘打式の意義を述べ、この日の参加者への感謝の言葉を述べていた。大浜支部長はより多くの人にこの世界平和の鐘が石垣市にあることを知ってもらい、周辺各国の人々を含む多くの人に、世界平和を祈念して打ち鳴らしてほしいと、述べていた。この日、中山石垣市長も挨拶に立ち、平和は身近なところから実現することを常に心することが大事と述べ、家族、親族、地域社会、会社といった場で、相手の立場にたって考えることができるように、日頃から取り組むことが大事ではないかと述べていた。この鐘は、最近では午後4時頃まで自由鍾打ができるようになっている模様で、今後の世界平和の鐘打式では、市民が自由に平和を想い鐘を打つ光景が見られそうだ。

この記事をシェアする