イシガキトカゲは八重山の固有種

イシガキトカゲは八重山の固有種

 低い草が茂る砂地に見られるイシガキトカゲは、そう珍しいものではない。ところがこのトカゲは、実のところ八重山の固有種で、宮古、沖縄本島では見られない。見られるのは与那国から石垣島まで。生息地は八重山に限られている。黄金色の縦筋に、尾は輝く青色。見た目に派手なトカゲだ。キシノウエトカゲの幼体に似ているが、前肢と耳の間に、縦縞が切れ切れになっているのがキシノウエトカゲの幼体。イシガキトカゲはラインが着れぎれにならない。身近な生き物なのに固有種であるというのは、ある種、驚きがある。八重山の自然の豊かさを実感する。もっか一般人が簡単に雑木林があると除草剤をまいてしまう傾向は、今一度、再考が必要だ。

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