八重山漁協では9月6日に発生した熱帯低気圧が漁を妨げると踏んだ仲卸のセリ人が、7日のセリに多数参加。魚が品薄になるために確保をねらっていて、かかる値の声の数も増えればセリ値は自然高くおさまっていた。この日は上場の魚は、甲斐あってどれも高めで取引が決まり、売り手にはうれしい日となっていた。なお、8日の魚は、5人ほどのウミンチュの魚が少量上場しただけで、買い手も諦めているようで参加は少なく、値段もほどほどで収まっていた。仲卸は少ない魚を取り合って高い買い物をする前に、多い状況で対応するのだが、皆が皆その傾向なので、高くついている。ただ、魚を確保できるのは間違いなく、少ないものからセリでとり合えば、とれない人が出る。そこは、気持にしこりが残る。そこを回避するべき対応をしているように見える。写真は7日のセリ風景