サンゴ礁学第2弾開催

サンゴ礁学第2弾開催

 8月19日、20日の二日間、文部科学省研究費新学術領域「サンゴ礁学」成果公開講演会が開かれた。19日は名蔵公民館で、20日は石垣市立図書館で開催され、市立図書館では約40名の市民が会場に詰めかけていた。これは今年3月25日の第1弾に次ぐ開催。新ジャンル「サンゴ礁学」を立ち上がる取り組み。この日は二人の講師が講演を実施。慶応大学の山口徹氏は「アンパルはどうやってできたの?」、日本歯科大の吉田俊爾氏は「サンゴ礁の島に住んだ人々」と題して講演。今回、山口徹氏は、サンゴの位置づけを陸と海における地理、地質、水系などより大きな範囲で八重山をとらえた中で、明確にしてゆく方針に「サンゴ礁学」の目指すところが変わったことを報告。2万年前の人骨の発見が大いに影響した模様。今後の講演は、2万年前の人骨関連の情報も出てくるとすれば、市民には楽しみが増えたことに・・・。

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