強い日差しがよい藍を生む

強い日差しがよい藍を生む

 8月5日、小浜島のとある民家では、藍の染料を洗う作業が炎天下で行われていた。これは、水に藍を染め出し、しばらく放置して沈殿させたあと、うわ水を捨ててまた水を加えて撹拌。これを何度も加えて藍の品質を向上させるもの。強い日差しの下でやることが、よい藍を生むコツで、コツコツとこの作業が、家庭の主婦の手でおこなわれていた。紺地の着物をつくるために、作業する女性は、機織りをしており、織物を藍で染めるためにこの作業を暑い日に実施しているとのこと。

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