7月30日、午後2時から石垣港ターミナルで「パインまつりin八重山」が開催され、多くの観光客や市民へパインが無料提供され、会場は八重山のパインをほおばる人であふれた。これは毎年JAおきなわ八重山支店が実施している試食会で、港で期せずパインまつりに出くわした観光客は、ひとだかり誘われてパインを試食。「おいしい」と思わずいくつものパインを食べ、完熟パインの味を堪能していた。JAおきなわ八重山地区営農振興センター長の上原久志氏は、「ボゴールやピーチパインなどの新品種が有名になりすぎて、ハワイ種と呼ばれる島でなじみのパインが忘れられがちなのは残念。この種の7月にとれたものは格別においしいことを、多くの観光客に知ってもらいたいと」、飴色に光るパインの試食を勧めていた。