犯罪や非行をなくすとともに、犯罪を犯した人の更正に関し理解を深めようと取り組まれている社会を明るくする運動の集会が、7月6日午後6時から大浜公民館ホールで開催された。これは石垣市大浜地区の社会を明るくする運動の集会で、同運動石垣市実施委員会委員長の中山石垣市長や那覇保護監察所石垣駐在官事務所の保護監察官の梁瀬次郎氏が激励に出席していた。夜間の未成年の徘徊を防止し、未成年者の飲酒防止をスローガンに開催されたこの社会を明るくする運動は、毎年7月が同運動の強調月間として位置づけられており、地域での取り組みを確認することで、忘れられがちな地域の安全を皆で守ろうというもの。大浜地区では18年前の平成3年に大浜地区の実施委員会が結成されており、公民館長を軸に老人クラブ、婦人会、青年会、大浜小学校校長、大浜中学校校長、大浜小学校PTA会長、大浜中学校PTA会長、大浜中学校PTA地域長らが組織をつくり、広く地域に犯罪をなくす取り組みを進めて、その意義を呼びかけている。集会では意見発表も行われ、大浜小学校児童代表として與那覇可奈さんがきちんと挨拶することで、思いがけないうれしい反応が周囲から来ることがあり、自ら発見した挨拶のメリットを具体的に紹介していた。