足が折れたエリマキシギ飛来

足が折れたエリマキシギ飛来

 足の折れたエリマキシギが石垣島南部の湿地帯に飛来。水田で餌を漁るのだが、足が不自由で倒れながらクチバシで水中をつつき、何度も転びそうになり、痛々しい様子を見せている。なぜ足が折れたかは原因不明。写真は4月21日、昼頃に見られたもの。その後も何度も愛鳥家の目に止まっている。飛翔も可能で、保護することはたやすくできない模様。エリマキシギはユーラシア北部で繁殖し、アフリカ・中東・インド、オーストリア南部で越冬する。日本では旅鳥として渡来。数は少ない。越冬地から飛来して、しばし島で休んで、まもなくユーラシア北部へ旅立つのだが、目的地へ無事戻れるのか否かは、誰にも分からない。

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