マンゴーがたわわ

マンゴーがたわわ

 昨年は台風直藝なし(大型台風8号が南の海上を通過して雨を島々に降らせただけ)という天恵の年でサトウキビがまっすぐ立ったまま刈り取られ、石垣島製糖50年の歴史の中で5指に入る単収(10アール当たりの単位収量)を記録した。また一般家庭の庭のマンゴーが、台風直撃がなかったことから大豊作の様相を呈している。台風直撃がない次の年のボーナスとでもいうか。石垣島の自然全体が、例年になく天から多くの恵みを授かっていることが、このマンゴー状態でよくわかってくる。台風の直撃さえなければ、八重山は潜在能力大である証拠風景といえる。

この記事をシェアする