はびこるインドクジャク

はびこるインドクジャク

 環境省那覇自然環境事務所は4月24日から25日まで竹富町新島(上地島)でインドクジャクの完全排除を実施予定。環境省職員1から3名と西表島の沖縄県猟友会八重山支部会員4名および安全管理員1名による排除作業がおこなわれるもので、スチール弾を使用するなど危険なために、捕獲作業の日は島内立ち入り禁止となる。第2回目の作業は連休明けの5月8日から9日.。完全排除は目標で、これまで平成18年から4年間実施されており18年度48羽、19年度55羽、20年度6羽、21年度21羽と20年度から極端に減少しており、推定残存個体数は10羽未満とのこと。今はヤマハではなくなったはいむるぶしリゾート。この施設から逃げたインドクジャクがやがて八重山一円に繁殖。4月23日、石垣島バンナ公園を行くと、クジャクの群れ6羽に遭遇。一目散に逃げるかと思いきや、悠々としている様子。この時期、アカショウビンが鳴く声に混じって聞こえる「ミャー」と甲高く響く異様な声の主でもある。これがこんなに増えてどうするのか。石垣島でのクジャク駆除の実体は、環境省によって取り組まれているものの、捕獲結果は聞こえてこない。バンナ公園に隣接する原野で、オス1羽にメス5羽でこのグループは繁殖し続ける。

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