純白の花びらを野山に飾るテッポウユリ

純白の花びらを野山に飾るテッポウユリ

 3月24日、周囲の草木の葉が2日前まで降った黄砂の影響で白くすすけている中、優雅にその白さを原野に映えさせているのは石垣島・カラ岳のテッポウユリ。ユリ目ユリ科ユリ属の多年生草本球根植物で、日本では南西諸島および九州南部が原産とされる。生物暦では、石垣島では3月24日がテッポウユリ開花の日。カラ岳ではすでに多くテッポウユリが咲き乱れており、昨年も彼岸の入りで咲いており、年々早く咲く個体が増えている模様。原野で咲くたくましさからか、その花の勢いも尋常でなく、姿も一回り大きく見えてくる。

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