冷凍業および農林水産物の製造加工会社の(株)ホクガン(上原武市会長)が石垣島工場を建設。その披露が3月19日午後4時から、環境省の国際サンゴ礁・研究モニタリングの隣となる八島町でおこなわれた。この工場は、従業員10人とパート5人で運用。まずはこれまで沖縄本島の糸満工場でやっていたモズクの洗浄作業を、この工場で実施予定。稼働は、モズクの水揚げ状況を見て、3月下旬から4月上旬を予定。6月までのモズクのシーズンに約180トンを洗浄して、栃木のホクガン日光工場へ直接搬入。そこで製品化して味付けもずくなどになって、関東一円の消費者に販売される。八重山漁協とはこれまで取引をしてきて、石垣島産のモズクへの取り組みに、ホクガンは力を入れる模様。