消えゆくマツとデイゴを救え

消えゆくマツとデイゴを救え

 3月13日午後1時から石垣市健康福祉センター視聴覚室で「消えゆく沖縄のリュウキュウマツとデイゴを救え『アジアの鎮守の杜の文化と持続保全を考える国際シンポジューム』」が開催され、80人を越す多くの市民が集まった。これはアジア鎮守の杜の再生実行委員会が主催するもので、南城市、石垣市、NPO花と緑の石垣島、石垣市教育委員会が共催して催された。鎮守の杜は、アジア各地には古くから自然環境と神、そして人間社会の3者の共生共存の象徴して存在するとし、その杜が危機的状況にあることから、再生をと、韓国、台湾、日本の3国が国境の枠をこえて、再生への取り組みを画するもの。沖縄には御嶽の林があり、近年環境の変化にともない、多くの御嶽林が人為的被害・自然災害を受けて衰退している状況があり、韓国からの植物園研究所長の羹基縞(かんぎほ)さんを招いて基調講演を御願いしたほか、8人の講師(波照間英吉・生沢均、喜友名朝次、前津栄信じ、東浜皇妃、仲田栄二、春春子、亀井保信、敬称略)から講演がおこなわれて意義深いものとなっていた。

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