八重山で三高校の卒業式

八重山で三高校の卒業式

 例年沖縄では県内一斉に高校の卒業式が3月1日に行われている。今年は、3月1日が離島で盛んな伝統行事「16日祭」と重なったため、久米島と先島では、高校の卒業式を繰り下げて開催。八重山では3月3日午前9時20分から八重山高校を皮切りに、午前10時からは八重山農林高校と八重山商工高校が卒業式を実施。八重山高校233名、八重山農林高校110名、八重山商工高校153名の計496名が学舎を去った。八重山高校では、卒業認定が校長から下されると、くす玉と風船が割られて、紙吹雪が舞う演出。八重山農林高校でもくす玉が用意されたほか、卒業生が一緒に入学した馬の卒業式も校長直々に開催される一風変わった式も見られた。八重山商工高校では、在校生かからの送辞に応えて卒業生代表の北倉久義くんと松高弘奈さんが涙の答辞を披露。会場は、思いのこもった挨拶に涙を見せる生徒が続出。3年間を締めくくる式典を感動で結んでいた。この日、千葉ロッテマリンズに兄弟での入団で話題となった大嶺翔太選手も八重山商工の卒業式に参加。八重山郡民期待のプロ野球選手を多くの人が祝福していた。

この記事をシェアする