一昨年の国際サンゴ礁年をきっかけに開催されてきたサンゴカフェーが3年目にして今年も継続されることになり、八重山の魅力のひとつ「サンゴ」を深く掘り下げる市民レベルの話し合う場が受け継がれる。第11回目となるサンゴカフェーが3月7日午後5時から国際サンゴ礁研究モニタリングセンターで開催され、20人近くがサンゴを通して楽しく語り合う場を持った。この日は、海遊が調査してきた石垣島周辺海域広域モニタリング結果が、佐藤崇範氏から発表されたあと、コーラル・ネットワークの宮本育昌氏からリーフチェックの結果が発表された。今、サンゴはどんな状態なのか。このことを海洋調査会社の吉田稔氏と、毎年リーフチェックしてきた宮本氏から直に聞くことで、海の状態を把握するとともに、サンゴの保全へ向けた取り組みの大切さを確認していた。