海人写真家・古谷千佳子さんスライド&トークショー

海人写真家・古谷千佳子さんスライド&トークショー

 3月27日、28日、竹富島で、海人写真家の古谷千佳子さんのスライドショー&トークショーが開かれた。竹富島ビジターセンターゆがふ館では、3月19日~4月9日まで、国際サンゴ礁年全国巡回写真展「サンゴ礁と共に:人の暮らし・生き物の暮らし」を開催しており、開催を記念して今回のイベントが開かれた。古谷さんは那覇市在住。沖縄の海を中心に、一緒に漁に出て、海人や海人の生活を撮り続けている。イベントでは、昔ながらの漁具を使った海人の、ひとり追い込み漁などの写真15点ほどを紹介。「初めて沖縄の海を見たときは『わー、きれい』だけだったけれど、今は『おいしいものがたくさん獲れる豊かな海なんだな』というふうに捉え方も変わった」などと話した。 この写真展は、地球温暖化によるサンゴ礁への影響や、自然環境と私たちの暮らしの関係を考えるきっかけになれば、との意向で開催されており、2008年4月に沖縄県立博物館からスタートし、全国を巡回し、竹富島での展示でゴールとなる。

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