2月21日、第一回目となる、登野城青年文化発表会が登野城公民館で行なわれた。踊り、会員全員による三線、棒術、登野城青年会といえばの狂言と、多彩な芸能で会場を魅せた。公民館には200名もの地元住民が訪れ、立ち見も出る満員。演目が終了するたびに大きな拍手、すべて方言をつかった「ピピジャー狂言」では爆笑の連続だった。1ヶ月以上前から、毎晩遅くまで本番にむけ練習に励んでいた青年会のみなさん。青年会員、そして青年会OBにとっても、念願であった発表会を迎えられ、終了後には涙を流す姿も。訪れた地域住民からは「すごくよかった。これからは毎年やってほしい」との声が多くあがった。また、来場者全員に、会員手作りのしおりが配られた。会長の宮城正輝さんは「先輩たちがこれまでやってきたことがあって、発表会を開催することができました。多くの方に応援、協力していただき本当に感謝しています。みなさんに登野城の文化を知ってもらえるきっかけになればと思います。これからも第ニ回、三回と続けていきたい」と話した。歴代の青年会長3人による座開きの鷲ぬ鳥節。安里屋。しっとり魅せました。30年以上にわたり、青年会に踊りの指導をしてきた上地節さんに感謝状が贈られた。