3月13日、竹富島交通が島内初のリフト機能つきバス(スマイルバス「やふぁやふぁ」)を導入し、石垣港離島ターミナルで内覧会が行われた。通常のリフトバスは座席を外した状態で、車椅子を乗車する仕組みだが、今回竹富島交通が導入したリフトバスは通常29人乗りで座席を取り外しできるため、最大4人まで車イスの乗車が可能。新田代表は「リフトバスを導入することで安心してお客さまを迎えることができる」と挨拶。また、川満竹富町長は「バリアフリー対応が進められている中、竹富島交通が障害者にやさしいリフトバスを導入したことによって島の人や、観光客に利活用されることを期待する」と話した。この後、リフト機能を使った乗降を披露し、モデルとなった町介護福祉課の屋良三課長は「上下は非常にスムーズで、車イスを安全ベルトで4か所固定するのでとてもしっかりしていて安心」と感想を述べた。竹富島交通では需要しだいで今後も台数の増車を検討、「笑顔とやさしい心でゆっくりのんびり案内したい」と話した。