12月15日から16日まで、環境省那覇自然環境事務所石垣自然保護官事務所が新城島の上地島で外来鳥獣インドクジャクの防除を実施。インドクジャクは雑食性で生態系を大きく狂わせる存在で知られ、また農業への影響することから、八重山では小浜島をはじめ石垣島、黒島、新城島、与那国島、各所で徹底した駆除が待たれています。固有の生態系を混乱させっぱなしだったこれまでですが、取り組みは徐々に進んでいます。今回は新城島での駆除です。銃器などを使うため、島は立ち入り禁止となります。外来種は、人が持ち込んで、安易に放ってしまったことから繁殖を繰り返して、自然の生態系に影響を与えてしまっている種です。亜熱帯エリアで珍獣を購入し放つことが、いかに悲しい事態を生んでしまうか、この時期、しかと考えたいものです。(写真はオスのインドクジャク:資料写真)