牛セリ値が厳しい

牛セリ値が厳しい

 12月13日は八重山家畜市場のセリがあり、この日は300頭の子牛と成牛が上場され、4頭が本人に戻り294頭が取引成立していました。この日の取引は7595万3850円で、最高値は黒毛和牛の子牛去勢牛の50万1900円。この日の黒毛和牛の子牛去勢牛の平均が31万1755円で、先月10月のセリでは、同平均は35万4031円で、4万以上も差がついています。明日のセリに期待するしかありませんが、相次ぐ自動車各社の減産から、雇用不安が浸透しており、それが反映するかに厳しい畜産セリ事情です。12月は忘年会シーズン正月需要で多くの畜舎から出荷されたあとではあるはず。需要見込みが抑え気味になっているのか、ご祝儀相場までお預けなのか。なお明日も八重山家畜市場ではセリがあり、約600頭前後の牛の上場が予定されています。ダイレクトに換金される牛のセリ値は、そのもの八重山の正月景気を占います。

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