NPO花と緑の石垣島がエコポイント事業発表

NPO花と緑の石垣島がエコポイント事業発表

 12月4日午後4時から丸玄新栄自転車店でNPO花と緑の石垣島が12月5日からはじまるエコポイントの発行についての記者発表をしました。温暖化が待ったなしに進んでいる状況に対し、なんらかの取り組みをと、NPO花と緑の石垣島が海邦銀行が実施するかいぎん環境貢献基金に応募し、取り組みが認められて、100万円の資金を得て、エコアイランド事業を推進することになりました。説明に当たったのは同NPOの東浜妃敏事務局長は、温暖化が進む中、車の排気ガスからの二酸化炭素の多さが目立つことから、なるべく多くの人に自転車を活用して欲しいという観点で、5日より石垣島の9つの自転車店で自転車を買うと、1万円から2万円未満の購入には1000エコポイント1枚、2万円以上3万未満には1000エコポイントの券2枚、3万円以上には3枚が進呈されるということが発表されました。このポイントは、9つの自転車店での支払いに使えるほか、藤村家電サービス、ベスト電器登野城店、同石垣店、木田商会、八重山サンヨー、ライフページすながわ、メイクマン石垣での支払い、あるいは東バスの1100円分の運賃チケット購入に使えるというもの。期間は12月5日から1月31日まで。現在、エコポイントに関しては、全国でスタートしており、特に国レベルで経済産業省が力を入れており、今年から「環境負荷低減国民運動支援ビジネス推進事業」を、石垣市、横浜市中区、名古屋市中区、松江市、北九州市小倉北区で実施中です。内容は、石垣市では石垣市商工会がカーボンオフセットツアーやエコポイント発行をはじめています。他の地区ではNPOが省エネ家電買い換えや、エコマネー、エコポイントシステム、公共交通を補完するエコポイントなどを実施。このNPO花と緑の石垣島の取り組みは、不特定多数へ向けたエコポイントの発行に取り組んで見せている点で、大きな一歩であり、先進的な取り組みといえます。2008年にNPO花と緑の石垣島と石垣市商工会との2つのエコポイントの動きが石垣島ではじまっている点においては、石垣市は全国でもかなりの先進的な市町村といえます。さて、来年の年頭から、日頃の運動不足を気にしている人には、言い決断ができるかも。この自転車購入でのエコポイントを手始めに、様々なエコに関する取り組みがはじまることが予測できます。経産省の事業も「国民運動」と出すところは、世界へ取り組みを見せる意味もあり、各省庁でも取り組みは厚みを増しそうです。

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