12月5日午前9時から登野城小学校の生徒80人がWWFジャパンしらほサンゴ村に集合して体験学習を実施しました。40人ずつが海岸での生物観察と、施設での赤土流出防止のレクチャーを受けた後、一行は轟川流域の畑にバスで移動。沖縄県が提供する植樹用ベチベルの苗を、子ども達は持参したシャベルで植え付けてゆきます。20センチの間隔で植え付け、苗が生育すれば赤土流出を止めるグリーンベルトの完成です。子ども達は、畑の中でわいわい騒ぎながらも、たのしくベチベルの苗を植えていました。WWFジャパンしらほサンゴ村では、これまで石垣島周辺海域赤土保全協議会を通じての小学校のグリーンベルト設置活動はありましたが、小学校単独での依頼は、白保小学校を除いてはじめてのこと。環境保全へ向けた教育界の側の関心が高まってきていることを実感した模様。各界でエコへ向けた取り組みが厚みを増しているといえそうです。