数百羽のムクドリが、石垣島に到着して、羽根を休めています。毎年、秋口に現れ、冬に去り、また春先に群れをなして現れては、夏が来る前にいなくなります。丁度、この時期のムクドリは越冬地への移動中の休憩にいるような格好です。暗くなりださないと大きな群れでひとかたまりになりません、暗闇が迫り来る夕暮れに集まって、一斉にマングローブの中や、森に消えます。寝るためです。冬、旅の彼らに、気持ちよいひとときを与える八重山の自然は、まだまだ魅力いっぱいです。ムクドリには、たくさんの種類がありますが、なかでもギンムリは、美しく、愛鳥家にはうれしい存在。ただ、この暗さでは判別が難しい。