アンパル干潟がラムサール条約の登録湿地(2005年)になって、早くも3年が経ち、そのアンパルの様子を見たいと親子ずれが、曇り空ながら日曜日の午後、干潟に集まりました。11月16日午後2時から石垣やいま村を集合場所にアンパル観察会が開催され、60人を越す人が集まって、アンパル干潟の生物を観察しました。この日は生憎の曇り空、集まった人は長靴姿に傘を用意して、石垣やいま村から歩いてアンパルに向かい、途中から本格的な降雨になっても、皆熱心に観察会で、アンパルの生物の様子を見ていました。この日の講師は、島村修氏で、アンパルのマングローブ林を構成するヒルギ類や様々な生物を解説。ラムサール条約の湿地登録を受ける前から、アンパルの自然観察をしてきた島村氏ならでは、詳しい解説がされていました。集まった60名とも70名とも思える大人数に、開催者もとまどった様子でしたが、雨のアンパルは、足跡はその場で消してくれて、ぐしょ濡れになりながらも、大自然の中を、自然観察を満喫していました。