ツールドおきなわ2008が11月8・9日の二日間行われ、初日の町中周回レースで新城幸也が優勝。2日目の200キロレースでも新城幸也が優勝して、県出身では初の完全優勝果たしました。初日には、沖縄タイムスが号外を出すほど、沖縄本島は盛り上がりました。 20回を重ねた「ツールドおきなわ」は、ishigakiBGトライアスロンワールドカップ同様に、沖縄で開催される国際レースのひとつ。これに完全優勝の実力は、その力量のほどが分かります。新城幸也選手は、今年8月の北京五輪出場を逃しましたが、この完全優勝で八重山商工高校同様に、島の夢をかなえたアスリートのひとりとして、後世に語り継がれる存在となりました。しかも沖縄の国際レースに花を飾ったのですから、まさに島の誇りとして燦然と輝きます。県内の国際レースの優勝を地元出身者が獲得する願望こそ、レースを運営する側の最高の望み。これを実現したのが石垣島出身で、しかも石垣島で開催されているトライアスロンワールドカップに触発されて、石垣島トライアスロンにも参加していた新城選手であれば、出来過ぎの話。かくなる上は、是非、4年後のロンドンに期待したい。(写真は昨年12月に開かれた新城幸也選手の祝賀会) 『新城幸也選手の祝賀会(2007年)』の動画はこちら