9月28日、石垣島に暴風域がかかったのは午前9時18分頃。強風は前日の夕方の方が強かったくらいです。13号と同じコースをたどりながら、しかし風力は弱く、ほとんど被害はおこりません。石垣島で台風に慣れている住民にも、910ヘクトパスカルと聞いてしまうと、おびえた人も多かったはず。コースが突然に北寄りになってあわてたものの、実際は平穏に過ぎました。停電は石垣市消防本部には16時30分現在通報なし。民家の浴室のガラスが割れた被害が唯一のもの。しかし船便・空便の欠航とイベントの中止と延期で島の活動はストップ。今回の15号は、石垣島では最大風速は28日昼の12時39分に南東の風24.2m。最大瞬間風速は南東の風35.5m。記録的な雨量はなし。何事もなく概ね平和に過ぎ去った模様といいたいところですが、与那国島が心配です。13号と15号の違いは、石垣島最接近の距離が13号は90キロ、15号は140キロ。与那国島も13号は40キロ、15号は80キロ。13号が925ヘクトパスカルでゆっくり移動したのに対し、15号は時速約20キロで910ヘクトパスカルで移動。与那国では925になっていたものの、停電被害がなかったのは、この距離にある模様です。15号は暴風域が不思議と狭かったのが被害を少なくした一因のようです。写真は大浜海岸の様子。そばには台風見物の観光客の姿も。どこかしらナイナイの岡村隆史にそっくり。だとすれば石垣島は芸能人に突然でくわせる島になっている模様です。ところで、台風は竹富町西表委jま上原と鳩間島の400世帯が停電。与那国島600世帯も停電となり、西表島は29日には復旧。与那国島は復旧の最中です。『2008年台風15号接近』の動画はこちら