一本釣り研究会はサメ61頭駆除

一本釣り研究会はサメ61頭駆除

 9月5日・6日、一本釣り研究会のサメ駆除で、捕獲駆除されたサメの数は61頭。一昨年は69頭、昨年は123頭と、昨年のみが激しい急増です。昨年9月1日に漁港内に270キロクラスのサメが進入、今年もサメに襲われたコマッコウイルカの漂着や、ヒレを食われたイルカなど、八重山でのサメの活動が急によく見えてきてワイルドな怖い海を知らせてくれます。沖縄本島との距離、450キロに横たわる海とは、こんな姿なのです。さて、石垣島におけるサメ駆除事業は、長年にわたって行政と漁業者、そして研究者も加わり、ニ人三脚で取り組まれています。専用の道具をつかって。きっちりおこなわれます。サメが人に被害を与えた場合には、どこでも実施されるサメ駆除でも、石垣島のサメ駆除は、漁業者の獲物への被害を止める目的があり、調査する研究者との連携もあって、両者の素早い仕事ぶり漁協場内で見られるため、血にまみれる彼らですが、そこにはすがすがしい風景があります。最近はテレビ局が撮影に入るケースが増えて、見た目の壮絶なサメ処理風景に夢中で彼らの見事な動きには、気がつけないまま。サメ駆除のテレビの番組での多様で、もしやと気になるのは、人が簡単に近づけない場所でのサメ駆除を説明せず、「八重山の海は怖い」の象が波及しないか。そんな風評被害が心配との声も一部にはでています。駆除されている巨大なサメは、あくまで沖にいる深い海のサメであること。今回、2日間サメ駆除をしてきた漁業者によれば、仕掛を破る数からすると、少々当たりが少ないとのこと。全体には減っているかの感想。しかし、仕掛けは漁業者が漁をする場所に限られており、そこを外れれば、サメがうようよいる可能性もある。ただ仕掛けを破るほどのサメの存在は漁師の常識。遠洋は恐ろしいの一言なのです。さてサメの中で人を襲うのは、ホホジロザメとオオメジロザメとイタチザメといわれ、中でも南で多いのはオオメジロザメとイタチザメ。今回の駆除でもっとも多いのがイタチザメです。サメと言えば、思い出される宮古島での2年連続のサメ事件。1996年7月のサンゴ調査のダイバーと1997年7月のたこ採りの漁師。パイナガマビーチ沖と場所もほぼ同じ。旧暦では1日違いという、符合するものが多い事件です。ダイバーはオオメジロザメに襲われたといわれている。サメが捕食のときに見せるスピードは、時速30キロ。まず水中でこのスピードはまず逃げられない。昨年9月1日に八重山漁協前の漁港でオオメジロザメ270キロが駆除されたことは、記憶にあるはず。漁港で捨ててしまう魚の臓物などが彼らを引き込む材料になるらしい。加えて漁港前の海の中は視界ゼロ。サメ出現の必須条件が視界ゼロだそうです。漁港内での水中撮影も自殺行為だと知りました。『米原海岸でサメ出現』の動画はこちら 『2008年5月7日のイルカの救出』の動画はこちら 『コマッコウイルカの漂着(サメに襲われ無惨な姿に)』の動画はこちら

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