高校生が新天体発見

高校生が新天体発見

 8月11日から13日の間、石垣島にある石垣少年自然の家で「美ら星(ちゅらぼし)研究探検隊」が開かれ、石垣島むりかぶし望遠鏡と国立天文台VERA石楽器島局の口径20メートルの電波望遠鏡をつかって研究体験を実施。そこで開邦高校2年の春名真美(はるままみ)さんと開邦高校の與那嶺航(よなみねわたる)くんが電波星を発見。8月27日午後3時半から石垣少年自然の家で会見が行われました。現在、VERAでは銀河系の地図づくりに取り組んでおり、今回のこの高校生の研究体験もその取り組みの一端を高校生に紹介するもの。同研究探検隊は3っつの班にわかれて、ノイズがたくさん出る大空の電波の渦から、既存の電波を発している星と、発する可能性を持つ位置の電波の状況を比べることで、電波星を探索。全体では54箇所を観測。その内のひとつに怪しい物があることを発見。8月17日に水沢のVERA[を用いて観測したところ水分子の回転する電波が存在することが確認され、水メーザー天体が発見されました。位置は一角獣座の足の場所になるとのこと。 電波による天体の発見は、名がつかず、座標で呼ばれて「0698-0936」という名前です。見ることはできず、水が発する電波で存在が確認されたもの。恒星は衰退期にガスを発して、そのガスが恒星の力で大きな電波を発するようになり、これがキャッチされた格好。まだわからないことが多い天体の世界ですが、これまで銀河系で2000個の星が発見されており、国立天文台はこのうち500個を把握。15年後の完成を目指して取り組んでいます。そういうでの中の高校生の尽力で新天体は発見は、心強いものがあります。宇宙へのロマンあふれる想像力を、若者たちに与える国立天文台の施設は、石垣島にあって多くの人の可能性を引き出します。

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