8月20日、稚内市では「氷雪の門・九人の乙女の碑」世界平和の鐘打式が行われており、これに呼応して石垣市でも鐘打式がおこなわれました。強い日差しが照りつける午前11時45分ころから関係者が新栄公園にある世界平和の鐘に集まりました。約25人。正午にはじまった「氷雪の門・九人の乙女の碑」世界平和の鐘打式は、石垣市長大浜長照氏の挨拶がおこなわれて、氷雪の門が樺太で亡くなった日本人のために建てられた碑であること。また九人の乙女の事件は、沖縄同様の強制された集団自決であり、二度とこのような犠牲者を出さないよう祈りたいと、述べていました。また、鐘打式への参加者が増える取り組みをしたいと述べていました。平成4年から稚内市と姉妹都市提携した石垣市は、毎年この8月20日と「大韓航空機遭難者慰霊・子育て平和の日」の9月1日を呼応鐘打の日と定めて、鐘打式を実施しています。今年で設置20周年記念となる「世界平和の鐘」は、国際平和デーの9月21日の前日に平和コンサートを予定。国吉なおみ、コーラスあかようらなど、地元ミュージシャンが結集します。21日は式典と祝賀会が予定されています。『「氷雪の門・九人の乙女の碑」平和祈念鐘打』の動画はこちら