8月1日午前11時から竹富町議会で、竹富町制施行60周年記念「竹富町子ども議会」がおこなわれました。海を隔てた7つの離島でなる竹富町は、町制施行60周年を迎えたこの節目に、町の将来へ向けた取り組みとして子ども議会を実施。将来を担う子どもたちに、議会を経験することを通して、社会のルールを学びます。直に竹富町長や幹部に質問をすることで、世の中の仕組みを体感し、町の取り組みを理解します。また、インターネットでの中継を実施しており、父兄の傍聴、子どもたちの傍聴もあれば、実際の議会同様の対応です。町民への議会傍聴機会のアップにも、つなぐものともなります。この日、議会は会議規則に則って、議事を進めてゆきました。竹富町の各離島から集った中学生15名が出席して、まず仲村渠昌影くんが臨時議長になり、議長に松山忠明くんを指名。副議長には小西楓さんが指名されました。議会は一般質問が15名によっておこなわれ、最終処分場、中学校周辺道路の整備、町職員採用試験、体育館の窓の修復、台風後の電気復旧の早期対策、電線地下埋設、架橋問題と、身近な問題から町が実際に抱える問題まで、広範囲な質問がおこなわれ、執行部である町役場側は、子どもたちにわかりやすく質問に答えていました。最後は、子ども議会宣言が決議され、竹富町の明るい未来を力強く創造していくことを誓っていました。