川平で豊年祭

川平で豊年祭

 川平の豊年祭が7月11日に行われ、川平の4つの御嶽(浜崎、山川、赤イロ目宮鳥、群星)で今年の豊作と来夏世の五穀豊穣と家内安全を祈願しました。 赤イロ目宮鳥では、恒例のびっちゅる石の儀式がおこなわれて、多くの希望者が60キロあるといわれるびっちゅる石を肩に担いで境内を練り歩いて奉納。力のあるところを見せていました。川平小学校へ赴任してきた先生2名が挑戦し、児童生徒が応援するなど、会場は明るい声援が飛び交っていました。川平の豊年祭は、御嶽プールが行われるだけで、群星と山川の各御嶽では供物を捧げて祈願するとともに、男たちで旗頭を奉納します。赤イロ目宮鳥御嶽では旗頭はなく、このびっちゅる石の奉納がおこなわれます。ほかにない珍しい儀式であることから、多くの人が境内に集まって、その様子を見ていました。年々、大きくなると言い伝えがあるびっちゅる石で、重さは60キロといわれていますが、神様の石であれば、量られたことはないとのこと。儀式である以上、神の石で練習はできないことから一発勝負となり、勇気がいることは間違いありません。一時は、名乗り出る人も少なかったのですが、最近は若い人が数多く出て、会場を大いに盛り上げています。『2007年の川平・赤イロ目宮鳥御嶽のびっちゅる石』の動画はこちら 『2008年びっちゅる石』の動画はこちら

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