6月10日午前9時半にオオスクマの拝所に白保集落の公民館役員と4名の神司が集まって、オオスクマの願いがおこなわれました。この日は、昔から決められた8カ所の田んぼで刈り取られたスクマと呼ばれる稲束が用意され、神司がこの稲の実りの度合いで、豊年祭の日取りをきめるというもの。まず最初、拝所での一通りの願いが終わり、御神酒を周囲に振る舞ったあと、さっそく4名の神司は、稲束を掲げて東の方角へ祈願。このあと、神司は各自スクマを眺めながら合議をはじめて、7月25日が願解き、26日がオンプール、27日がムラプールと決まりました。昨年(2007年)のオオスクマの願いの動画はこちら