2日目のサンゴの産卵

2日目のサンゴの産卵

 5月19日、サンゴの産卵を石垣島北部で深夜10時に発見。石垣島北の海岸は、ほぼ海が時化ており危険な海。そんな嵐の中で産卵がおこなわれていました。台風4号の影響で、リーフには白波が立ち、接近を寄せ付けません。真っ暗な海岸線では、「ごぉぉぉ」という激しい波の音で恐ろしい光景です。目が慣れてくれば、白波が次々にくるのがわかります。7回目ぐらいに大きなモノがきて、また少し穏やかになり、また強くなります。海中に入ると、なぜか大きな体のオカヤドカリが砂地の水底を外洋に向かって走っています。サンゴの産卵の撮影の時に、よく見かける光景です。せわしなく駆け出す様は、一昨年に見た姿と同じでした。遠浅の海を歩いて進んで、100mほどでエントリー。途中、カメラ電源異常、ライトの固定アームの故障など、波で前進がトラブル続きでようやく、懐中電灯で赤い粒を発見。さっそく、寿命時間の短いライトを照射。画面浮き上がったのは、卵をバラバラはき出すサンゴと激しい潮の流れ。落ち着いて撮影はできません。揺れるカメラを固定できずに、揺られながらのサンゴの撮影です。(写真は石垣島北部のサンゴの産卵風景)『サンゴの産卵』の動画はこちら 『2007年のサンゴの産卵』の動画はこちら 『2007年のサンゴの産卵スリック』の動画はこちら

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