堆肥センターの本体工事が完成し今年度稼働

堆肥センターの本体工事が完成し今年度稼働

 21年度完成予定の堆肥センターが本体の完成から、即今年度稼働へ向けて急ピッチに運用が進められます。黒島副市長が、石垣島製糖工場終了式の祝辞でも堆肥センターの今年度稼働を公表。牛糞堆肥の生産で、子牛の生産と農産物増産の相乗効果をねらいます。堆肥センターへの搬入は5月の連休明け頃から可能で、堆肥の製品完成は半年かかる模様。堆肥の販売は年越です。大量の牛糞堆肥が販売され、土のもつ力を引き出し農産物の増産を遂げる。廃棄物と土がシステム化され、振興に一役買います。このほか生ゴミなどの食品残飯のリサイクル施設も用意され、この堆肥センターの稼働など、石垣市は発酵科学の活用から土質向上を軸に、自然からの生産を遂げる第一次産業の増産を遂げれば、太陽を活用する相乗的な地域振興となってきます。心配は、運用費用と堆肥の値段です。値段も何キロ袋で出荷するかが、まだきまっていません。施設運転費用がかさんで、堆肥が高いものになれば、購入農家は少なくなる。順当に土地に戻ってはじめて意味があるはず。利活用の浸透度を増すには、まず試す気にさせること。

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