八重山に夏のマリンレジャーシーズン到来です。水難事故防止運動の出発式が4月23日午後4時から全日空ホテル&リゾートの人工ビーチでおこなわれ、八重山署、石垣市消防本部、石垣海上保安部、八重山ダイビング協会、石垣島沿岸レジャー協議会など関係団体が多数参加して開催されました。冒頭、水難事故ポスターの表彰がおこなわれ、八重山高校の友利彰子さん、崎枝中学校の箕田きりんさん、野底小学校の大堀結丸くんらほか4名がポスターで表彰されていました。このあと八重山署の東濵和治署長が挨拶に立ち、昨年は6件の事故があり3名が犠牲になりましたと報告。水難事故防止へ向けて広く協力を求めていました。このあと大濵長照石垣市長が挨拶に立ち、最近発生する水難事故の半数が観光客であり、なかでも平成18年の波照間島でおこった痛ましい修学旅行での水難事故を取り上げ、水難事故防止への取り組みに理解を求めていました。このあと、友利さんと箕田さんらが水難事故防止宣言を読み上げ、6項目にわたって注意をうながし、水難事故防止を呼びかけました。宣言の後は、救難のデモンストレーションがおこなわれ、2名の溺れる人の救出を水上ジェットとカヌーで実演して見せました。『水難事故防止運動出発式』の動画はこちら