4月18日午後1時半からあやぱにモール銀座商店街の公設市場前で、まちなか交流館ゆんたく家(やー)のオープニングセレモニーがおこなわれ、関係者が集まってテープカットでオープニングを盛り立てていました。これは、まちづくり交付金で実施された事業で、都市再生特別法に基づく都市再生整備計画を策定して、平成17年に国交省の認可を受けて平成18年度から5カ年計画でスタートしたもの。石垣の中心市街地を「港町」として位置づけ、港と中心市街地を一体としてとらえることで、活性化をねらうもの。石垣らしさを大切にして、地域の人同士に加え、観光客と地域の人が互いに語らえるエリアができれば活性化の起点になる。そんな発想から来街者、観光客へのホスピタリティーを強化して、中心市街地を活性するのがねらいです。敷地面積130平方メートル、2階建て、総工費は3400万円。この内の3分の1が国。3分の2が市の負担。指定管理者として、タウンマネージメント石垣、中央商店街振興会、わくわくスタンプ会が協議会を設置して対応。運営と企画、広報、管理を事務局とボランティアが担当します。運用資金は年間250万で、同協議会でまかないます。ハードを手に、工夫を凝らしたソフトで運用面の活性化を促し、取り組んでいくもので、ハードをつくって終わってしまう事業ではなく、地元事業者でなるスタッフが総力を挙げて活性化に活かすことが前提で取り組まれている事業です。これからどんな取り組みがおこなわれて、島の中心市街地がどう様代わりしていくか、注目です。島の知恵袋と言われる年齢層が、観光客や島人と親しく交流する場として活用されれば、新たな公共の広場として市民にも親しまれてきます。目的にそういうところにも。利用は無料で、イベントを開催する場合には一人500円。有料でおこなわれる場合は1000円かかるとのこと。9時から9時まで。日頃は、担当スタッフが常駐し、お茶菓子とお茶を用意して来館者をもてなす模様。どこにもない施設でもあり、手探りで始動したこのゆんたく家は、島人、観光客との温かい交流を目的にしており、これまでにない工夫に満ちた取り組みが期待され、島の人情に接する場となれば大いに注目できます。『ゆんたく家オープニングセレモニー』の動画はこちら