石垣島トライアスロン

石垣島トライアスロン

 4月13日、日本最南端のトライアスロンとして人気の石垣島トライアスロンが行われ、多くのアスリートがスイム・バイク・ランの3種目で心地よい汗を流しました。
 スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロの短い距離で競われるショートディスタンスのトライアスロンは、参加しやすいことから全国的にも人気で、今年も1465人という過去最高のエントリー数を記録しました。この大人数が登野城漁港を泳ぎ、石垣島南部の道をバイクで疾走、市街地を自分の足で駆け抜けて、石垣島の海と風と大地を体感しながら記録に挑戦する、アスリートの祭典です。この日は、炎天でもなく、雨でもなく、ほどほどの晴れと曇り空の下、湿り気のある微風が吹いて、コンデションはまずまず。ウェブスタートで始まったスイムは、飛び込む勢いある選手の後は、自分のペースでゆっくり泳ぎ出す選手らで漁港は埋まり、長丁場なりにおのおのペース重視での熱戦です。
 バイクで石垣島南部を疾走するアスリートを、郊外に暮らす市民が沿道から声をあげて応援。緑深い山に声は響いていました。ランでは沿道の声援を受けながら市街地を大きく一周し、市民の賑わいを体で感じながら駆け抜けていました。この日は、広島県三原市の福元哲郎選手が見事、1時間57分30秒で初優勝。5度目の参加で勝ち得た栄冠です。女子では、豊見城市の平出美雨選手が2時間7分3秒で2連覇を達成。地元勢トップは男子が福士知孝選手、女子は金城ちせ選手でした。B組優勝は「ループ8ストリート」。
 『石垣島トライアスロン開催』の動画はこちら

この記事をシェアする