沖縄県鳥獣保護員で日本自然保護協会自然観察指導員の小林雅裕さんが3月1日石垣島にノドグロツグミが飛来しているのを発見。亜種のノドアカツグミは国内で発見されていますが、このノドグロツグミは珍しいもの。撮影は県内初とのこと。ノドグロツグミは、西シベリア低地や中央アジアで繁殖し、イラン南部、アフガニスタン、パキスタンなどで越冬する。それらの越冬地とは北緯が近い八重山諸島であっても、破格の距離。迷うにもほどがある。南下の最中、ヒマラヤ山脈に当たって、物騒な中東を避けて、東へ向かったのだろうか。ノドグロの黒は、モスリムの髭に見えてくる。『ノドグロツグミが石垣島に飛来』の動画はこちら