1月25日午後2時から大浜信泉記念館ホールで「平成19年度禁煙講演会」がおこなわれ、40名の参加者が、大きな健康被害を及ぼす喫煙について学びました。これは、喫煙を経験する未成年の低年齢化傾向と、保護者の高い喫煙率から来る影響に対処するため、特に低年齢層の喫煙に焦点を当てて実施する喫煙防止教育についての講演です。昨年12月に全国規模で禁煙活動に活躍する高橋裕子奈良女子大学教授が、石垣市に児童生徒への禁煙に関する絵本と紙芝居を寄贈。今回は、その喫煙防止教材の有効利用と学校敷地内禁煙、ニコチンパッチなど禁煙支援のあり方についての講演会です。前日には、夕方に石垣市健康福祉センターで保育園、幼稚園、小中養護教諭、市町関係者向けに開催されており、この日は校長、養護教諭、PTA、市町関係者など向けに実施され、与那国町や竹富町からの校長、養護学校の教職員も参加。学校における禁煙に関して、関心ある人々が中心におこなわれました。平成元年から毎年、実施されてきたこの禁煙の取り組みですが、今回は、これまで世界禁煙デー八重山地区実行委員会だったものを、世界禁煙デーの日だけではなく、恒常的に禁煙運動に取り組もうと、「八重山地区防煙及び喫煙対策推進会議」と名前を改めての、禁煙講演会です。そういう意味では石垣市が禁煙エリア拡大への取り組みは盛んな方。