小学生のクリスマス施設訪問でお年寄り悦ばす

小学生のクリスマス施設訪問でお年寄り悦ばす

 12月20日午後2時より特別養護老人ホームなごみの里で、海星小学校によるクリスマス慰問がおこなわれ、30名の小学生が施設のお年寄りを悦ばせていました。海星小学校(石垣陽一郎校長)では、40年間、毎年この施設訪問を実施しており、石垣では人気のイベント。この日も、他に2カ所(太陽の里、ばすきなよ)で同時に慰問しており、3つのグループに分かれた1グループが、このなごみの里で慰問しています。はじめに嘉良椋介くんが、あいさつをして舞台ははじまりました。クリスマスキャロルが全員で歌われ、クリスマスの雰囲気が施設全体に広がり、和やかなムードの中で舞台がはじまりました。日頃、お年寄りと接する機会の少ない子ども達には、この日に舞台でお年寄りらに歌声を聞いてもらおうと、皆いっしょうけんめい練習をしたとのこと。施設のお年寄りらには、子ども達のかわいい様子が何よりうれしいようすで、その子ども達の見事な歌声に、真剣に聞き入っていました。 ダンスや踊りソーラン節など、元気いっぱいな演目が続々繰り広げられ、お年寄りらは拍手で答え、時折、手踊りで、いっしょに踊るなど、楽しい時間を過ごしていました。子ども達はお年寄りらに悦んでもらおうと、親しみ深い八重山民謡のデンサー節の曲を、地方もいっしょに披露。子ども達の弾く三線にのせての合唱の舞台に、お年寄りらはうれしそうです。

この記事をシェアする