宮良小学校でサトウキビから黒糖作り

宮良小学校でサトウキビから黒糖作り

 12月16日午前7時から石垣市立宮良小学校で恒例の黒糖づくりがおこなわれ、小学校5年生25名が父兄とともに挑戦しました。黒糖づくりは、前もって、宮良集落で黒糖づくりに詳しい半嶺重行氏から、どうのようにつくるかを教わっており、この日も半嶺氏の指導で黒糖づくりが進められました。宮良小学校で育てたサトウキビは、12月13日に既に小学5年生の手で刈り取られ、この日の原料となっています。まずは、サトウキビの絞り器。トラクターをつかって回し、みるみる内に絞り汁がたまります。これをシンメイ鍋で炊いてゆきます。父兄と25名は班に分かれて7つの鍋に絞り汁を注ぎ、まきをつかって火を焚きます。石灰の量を、汁の色合いで子ども達が決めていました。鍋の炊き具合や石灰の入れ方などは、子ども達の意志を中心におこなわれ、サトウキビを絞る作業でだけでなく、火のそばで煙さを我慢しながら、汁を混ぜる作業、仕上がって最後のかき混ぜ作業なども挑戦。

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